DESCRIPTION:
都内を中心に活動中のボクアコというバンド

ボクアコ/金木犀(2011年秋製作）

｢手を握ろう｣
今が思い出になるなら
恋の始まりの高鳴りを
ずっと閉じ込めよう

｢君といたい｣
願うほど明日が怖いけど
恋の終わりは二人の愛の始まりだと思ってた


夏は気づいたら薄れていた
夕暮れの風が冷たかった
ジャケットに袖を通した
二人選んだ道を信じた


金木犀の花の香り
君と僕の淡い余韻
それぞれに悩みながら
遠く霞む春の日

金木犀の花の香り
君と僕の切ない秋
君の春を咲かそうと蒔いた
｢サヨナラ｣という種


｢君がいない｣
残されたモノクロの季節
笑えないでも捨てられない写真そっと伏せた


二人気づいたらはぐれていた
夕暮れの風が冷たかった
静かに時が流れていた
二度と戻れない気がしていた


金木犀の花の香り
君と僕の淡い余韻
わだかまり抱えたまま
凍えた冬の日

金木犀の花の香り
君と僕の切ない恋
あの頃と同じ風に乗って
この街を染めてくよ



消せないでいた想いも
強がりのあとの涙も
いつか蒔いた種が
芽を出すために
花開く時もう一度‥


金木犀の花の香り
君と僕の淡い余韻
それぞれに悩みながら
巡り会った春の日

金木犀の花の香り
君と僕の切ない恋
描きかけた夢とあの日の君を
思い出しているよ

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