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「ドライアングル」

砂嵐の温度を確かめる　指先に広がる二次元の周波数
窓際の光　ぼやけてくトーンの中に左右に振れる意識の最果て
フラッシュバックして手を離す　うなだれて始まる
ノイズ両手で　塞いだ顔　指の隙間から空が見える
誰もいない雑音の　中で繰り返し繰り返す　吸引・ザ・ミラクル
煙越しのリリカル　光の奥明るみを増し
一瞬の目眩さえもゼロに　する時の上に眺める
鼓膜深く閉じ込める闇の　内部へと足音　沈めて
開かれた扉振り返りもせずに交差　する瞬間
首を横に振り暗号化　伸ばした手
鏡越しにスクリームしクリープ　近い気配を覗き込むように
無言で階段上り迎える　見開きの情景その手その他を証明
見下ろした世界の終わり見上げゆっくりと　吐き出す際もサイレント
往復の孤独傷み出した未来像　新世界を信じたい信じ合い
突き刺すアンダーグラウンドスラング　更に地下へと続く大脳

傍観者　VS　マグリット真相が
掻き回す際のぶれた蜃気楼突き破り
最後の　太陽の像　見えているのは　もはや俺だけか？
その目を背けるな　仰げば隙間に
限られた街並みに価値はない　だからまた独り
アスファルトの上にて途切れそうなダウナー
囲まれば唯一の　声だけで到達する傷みの真下
無言の闇の方角へと　戻れはしない
消してしまえば　薄暗い色彩を遮る程に
打ち付ける現実が遠くで　対極のアイデンティティー
向かい合えば　抱え込んだ頭の中で弾け開花する
第三の眼捉えた　切り裂くように問い掛け
触れれば崩れ落ちる細胞の塔
もはや再現しようもないくらいの空の始まり
押し寄せる暗がり　眩い幻想の法則の
前で背を向けるか？　言葉がまだ足りない
覚醒した夜明けを　超える音をくれ間近に
して狂い出す僅かなる歪み　を前にして目を閉じる
込み上げるような朝に近付く空白の最終章






Track:Λ's / Lyric:Λ's

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