yoga’n’ants

解散から7年を経て海外レーベルによるコンピレーション・アルバムが企画されるなど、いまやレジェンダリーなElectro Punk Group、シトラスを率いUK IndieやTrattoria/Polystarより10数枚のシングルを残していたソングライターの江森丈晃と、Pharoah Sandersなどのジャズ・オリジンやKyoto Jazz Massiveらダンス・クロスオーバー系、さらにはフル・オーケストラまでの魅力を引き出す気鋭のサウンド・エンジニア/プロデューサー、渡辺正人を中心とした不定形ユニットとして、2002年にスタート。　鬼怒無月、青柳誠、高井康生、鹿島達也、堀越雄輔、加藤雄一郎、武嶋聡らトップ・ミュージシャンと、すべての歌唱/作詞を担当する仏人女性ヴォーカリストSublimeを迎え、5年の年月をかけ制作された『Bethlehem, We Are On Our Own』は、ヨーロピアン・ジャズやカンタベリー・ロックを基調に、室内楽、ギターポップ、ノイズ、ミュージック・コンクレートなどの要素を呑み込み、それでいてヴォーカル・オリエンテッドな結びを聴かせる、非常にメロディアスかつ先鋭的かつ普遍的な内容。レーベル・サイト、tonetwilight.comにて完成がアナウンスされるやいなや、100件を超える問い合わせが集まり、「新人」としては異例の歓迎を受ける。　アルバムの完成を期に、渡辺正人が音楽的なスタンスの違いにより離別。ヴォーカリストSublimeのフランス帰国のタイミングも重なり、現在はまったくの新体制でセカンド・アルバム及び、ライヴ・レコーディング+レア・トラック+リミックスを集めた企画盤の制作がスタート。新たなヴォーカリストは、同じくフランス人の、Lola。若干17歳ながら、渋谷HMVインストアで行なわれた初ライヴでも好評を博し、そのブライトな歌声を得て、グループは第二期に突入している。