GOMES THE HITMAN

1993年春、東京外国語大学の音楽サークル内で結成。きわめて個人的な生活観を、言葉を重ねて普遍的な風景に昇華しようとするボーカル山田のソング･ライティングは音楽というより文学に近く、抑揚の効いたメロディと多様な音楽性が聴く者のセンチメンタリズムを刺激する。
1999年のデビュー以降多くの音楽ファンや関係者から高い評価を受ける。映像を想起させる楽曲の世界観は映画・アニメーション・CMからも引き合いが多く、またボーカル山田は文筆家としても短編小説『夜の科学』を発表したり、洋楽作品のライナーノーツを手がけるなどマルチな活躍を見せている。2005年から1年間JACCSのCMソングに起用された「手と手、影と影」が話題となり、その存在感はお茶の間にまで波紋を広げている。